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子供の鼻水・鼻づまり

鼻水・鼻づまりに対する家庭でのケア鼻水・鼻づまりに対する家庭でのケア

鼻水や鼻づまりは、鼻の穴の奥から喉(のど)までに何らかの異常が発生したシグナルです。小さなお子さんの鼻水や鼻づまり……、特に、夜間の鼻水・鼻づまりに悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。鼻がつまると夜中に熟睡できず、抱っこしてやっと寝かせても下に置くとすぐに目を覚ましてグズグズ……、結局ママが抱っこしたまま一晩明かしたという話もよく聞きます。

お子さん自身ももちろんかわいそうなのですが、同時にママやパパも睡眠不足でつらいのが子どもの鼻水・鼻づまりなのです。自分で上手に鼻をかめるようになるのは、早くても3歳ごろからです。

鼻水や鼻づまりがひどい場合は、まずは耳鼻咽喉科で吸引してもらうことが一番ですが、家庭でできるケアをいくつか覚えておくと、夜中など病院へは行けない時にずいぶんと楽になります。

子どもの鼻水・鼻づまりを軽減する方法としてご家庭で行えるのは、

――などです。

まず、寝かせる姿勢ですが、平らな状態で寝かせてしまうと、鼻づまりを起こしやすくなりますから、できるだけ上体を高くした体勢を作ってあげましょう。子どもの腰から頭にかけて、バスタオルなどでなだらかな傾斜を作ってあげます。このとき、頭だけを高くする体勢にならないように注意してください。頭だけが上がった状態では喉が圧迫され呼吸しづらくなり危険です。

次に、火傷しない程度の温かいタオルを鼻にのせてあげると、血行がよくなり鼻腔が加湿されることで鼻が通りやすくなります。タオルをのせる場所は眉間付近です。ただし、お子さんによっては嫌がるので、寝付いてからなど方法を考えてみましょう。

また、空気が乾燥し過ぎていても鼻がつまりやすくなります。加湿器がない場合は、洗濯物や濡らしたバスタオルを寝室に干すだけでも十分な加湿になります。
ただし、加湿しすぎには注意!
あくまで、程よい湿度を保つように心がけましょう。

以上のことをやってもうまくいかない時は、市販されている家庭用の鼻水吸引器を使ってみるのもよいでしょう。ただし、使用方法によって粘膜を傷つけてしまう恐れがあるので、十分注意をするほか、どうしてもというときだけ使うことをおすすめします。

鼻水吸引器
鼻水吸引器

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